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「出席停止期間終了報告書」用紙
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「治癒報告書」用紙
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治癒報告書(PDF形式)
「治癒証明書」用紙
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治癒証明書(PDF形式)
 
COUNTER462551

校内ルール

飲酒運転及び生徒に対する「性的行為」を防止・根絶のための校内ルールを策定しました。
飲酒運転防止・根絶のための校内ルール | 児童・生徒に対する「性的行為」根絶のための校内ルール
 

振り込め詐欺等にご注意ください

卒業生や家族を狙った「特殊詐欺」「業者による悪質な勧誘」等が多発しているようです。ご注意ください。
諏訪警察署からの注意喚起です。下のPDFファイルをクリックしご覧ください。

 

SSHニュース(令和5年度)


2023年5月9日 課題研究講演会Ⅰ 「課題研究を進めるにあたって」信州大学教育学部教授 伊藤冬樹先生
①学問分野を知ること。②先行研究を確認すること。③問を立てること。を意識し課題に対して自分たちでできることに落とし込んでいく必要性について講演いただきました。


2023年5月6日~7日
化学部6名が信大教育学部伊藤研究室にて有機合成を行いました。


2023年3月22日~25日
化学部が信州大学の伊藤教授との共同研究の発表で日本化学会年会に出場しました。大学院生がメインの発表の中、高校生の参加は極わずかで貴重な機会でした。今後とも精進いたします。
 

2023年3月1日~4日
3月1日~4日にSSHの国内希望者研修で琉球大学にて実験と発表を行いました 大学の院生や教授と貴重な議論を深められたようで、事前の研修やまとめも含め充実したものとなりました。
 

SSHニュース(令和4年度)

2022年12月16日(金)
セイコーエプソン連携講座 パソコンの仕組み
 エプソンダイレクトの方に来校していただき,本校物理室を会場に実習講座を実施していただきました。ノートパソコンを一台まるごと分解しながら,パソコンの仕組みを学ぶという内容です。CPUやHDDドライブ,液晶パネルの中身など,どんな構造になっているのか,分解しながら興味を深めることができました。
 受講後に生徒からは「企業の方と直接会話をして、現場の話が聞けたので貴重な体験になりました。」「実際に破壊しながら分解し構造を理解することが出来るという貴重な体験をさせてもらいました。」という感想が聞かれました。


























































2022年12月4日(日)〜5日(月)

信州大学連携講座 遺伝子解析実習
 信州大学上田キャンパスにおいて,松村英生教授・小笠原寛准教授に実施していただきました。
 参加者は15名で、テーマは昨年度と同様の「16SリボソームDNA配列を用いた環境中の菌叢(きんそう)解析」。
 初日の前半はDNA解析の歴史や理論を講義していただきました。



















 後半には実験室に移動してグループ毎に持参した環境水からバクテリアのDNAを精製・培養。3人の大学院生のみなさんにマイクロピペットの使い方から丁寧に指導していただきました。

























































 最後にPCR装置に試料をセットして1日目は終了。






































 2日目はまず培養が適切に行われたのか電気泳動法でチェック。

























































 最後に,バクテリアの種類や量をデータ化するためにDNAシークエンサーにかけます。一般的にはDNAシークエンスは研究室に設置した大型装置で行うそうですが,宇宙ステーションでの実験が可能なほど小型の装置が開発されたことで,サンプルを研究室に持ち帰ることなく,現地での解析が可能になったとのこと。松村先生も研究に使用しているという最先端の手法です。今回はナノポア社のMinION(ミニオン)という装置を用いて遺伝子の解析を行いました。



















 解析に少々時間がかかるとのことで,解析結果を待ちながら施設内を見学しました。繊維学部の遺伝子実験支援部門には生物学の研究や解析に必要な機器がほとんどそろっており,また危険な病原菌を扱うことのできる特殊な部屋も完備されているとのことで,参加生徒は驚いていました。






































 実験室に戻り解析結果を見てみると,2日がかりで精製・培養したDNAが教卓上の手のひらサイズの装置で解析され,データ化されていく様子に皆感動していました。
また,データはオンラインで即時見ることができるため,解析されたDNA配列をデータベースサイトで照合してバクテリアの種名を特定したり,バクテリアが何種いたのか,それらの系統樹上での位置関係はどうかなども確認することができました。



















 実験も理論も非常にボリュームのある実習となり,学びを深めることができました。




















2022年10月15日(土)
令和4年度 高2生・中3生「課題研究」中間発表会
  1. 日時 10月15日(土)午前9時から12時まで 
  2. 対象 本校高校1学年・2学年・附属中学校3年・保護者
  3. 場所 本校大体育館および小体育館
  4. 内容 本校高校2年生と附属中学校3年生による課題研究の中間発表会(ポスターセッション)
  • 大体育館:高校2年A講座30テーマと中学3年60テーマ
  • 小体育館:高校2年B講座24テーマと中学3年20テーマ
 10月に高校2年生及び附属中学3年生の課題研究中間発表会を行いました。ポスターセッション形式で,来場者に向けてグループ研究の途中経過を説明しました。来場者は自由に発表を聞けるため,人だかりができる発表もあり,活気のある発表会となりました。






































2022年8月22日(月)
セイコーエプソン連携講座 分析技術体験実習 事後講義

 セイコーエプソン分析化学センターの加藤さんを講師に本校物理室で行われました。
分析化学センターでの実習時に使用した走査型電子顕微鏡などの原理を説明しながら、
「見る(観る)とはどういうことか」「測定する目的は何なのか」というお話をしていただきました。
 当日観察された生徒の資料データを参照しながらの講義で、些細な質問にも熱心に答えてくださり、生徒の学びが深まりました。







































2022年8月1日(月)

セイコーエプソン連携講座 分析技術体験実習
 セイコーエプソン富士見事業所の分析化学センターにて実習講座を実施していただき,1年生6名、2年生3名の計9名が参加しました。
 走査型電子顕微鏡(SEM)による実習では,鉱物,猫の毛や海苔,印刷用紙など持参した試料を観察。光学顕微鏡,電子顕微鏡,元素分析など異なる機器・手法によって試料をさまざまな角度から観察しました。肉眼では見えない構造が現れてくるたびに「おー!」と声が上がりました。
 有機物判定実習では机の前に並べられたさまざまなプラスチック製品を判別することを通して有機物の分析方法について学びました。FTIR(フーリエ変換赤外線分光法)の判別装置でデータを取ると試料データがグラフとして出力されます。グラフの概形やピークの位置をもとにグループ分けをしていくことで,視覚や触覚では区別がつかなかったものが明確に異なる試料であることがわかり,分析技術の凄さを実感しました。
 インクや半導体といった微細なものづくりを行うセイコーエプソンならではの高度な実習で学びを深められました。


























































2022年6月16日(木)

科学英語講座(日本学術振興会 サイエンスダイアログ事業)
 日本で研究活動をしている外国の研究者の方に英語で講義をしていただく講座です。
 本校を会場として第一回の科学英語講座が行われ,1年生5名、2年生6名の計11名の参加がありました。
 講師は学習院大学のKevin LEMOINE博士で「Fluorine in inorganic materials: Applications in lithium-ion batteries」と題するリチウムイオン電池に関する講義をしていただきました。
 生徒からは「現在、広く流通しているリチウムイオン電池には、コバルトが使われており、コンゴなどで児童労働を招く結果となっていることを知った。研究においては、その材料がどこから来ているのかを考えることも重要であるということを知った。」「英語を理解して内容を補完しようとするので、自ずとしっかり内容について考えるから理解が深まりやすかった」といった感想が寄せられました。

























































2022年5
月21日(土)〜24日(火)
沖縄研修
当初2年生(令和3年度)の3月に予定されていましたが,コロナ感染拡大の影響で3年生(令和4年度)の5月に延期して実施しました。
16名の参加生徒は事前ゼミで諏訪湖の御神渡りと気候変動について学んだり,海洋生物についての英語論文をグループで読みスライドにまとめる活動を行いました。

研修当日は琉球大学の中城村養殖技術研究センターや熱帯生物圏研究センター瀬底研究施設を訪問し、3グループに分かれて海洋生物を対象とした海岸での実習を終日実施。
英語でのコミュニケーションがメインのグループもありました。

実習後は琉球大学生のサポートを得ながら実験結果をスライドにまとめ,全体発表。
非常に高度で濃い内容でしたが,学びの多い研修となりました。

 

SSHニュース(令和3年度)

2022年2月5日(土)
令和3年度課題研究発表会及び附属中学校学習成果発表会

令和3年度の課題研究発表会は YouTube Live によるオンライン形式で行いました。

 1.日時 2月5日(土)午前9時から12時半まで
      ※ 午後は高校2学年及び附属中学校3年のポスター・研究要綱の閲覧
 2.対象 本校高校1学年・2学年・附属中学校全学年・保護者
 3.場所 本校中学講義室からNET配信
 4.内容 本校高校2年生と附属中学校3年による課題研究及びSSHの島津研修報告、
      科学系部活(物理、生物、化学)の口頭発表会(代表)
      ※ 詳細については特設サイトでご確認ください。特設サイトは こちら

口頭発表の録画がご覧いただけます。
口頭発表アーカイブ (YouTubeへ移動します)

当時回答できなかった質問への回答はこちら
回答まとめ(googleスプレッドシートへ移動します)

 口頭発表会の様子
 

2021年12月20日(月)、21日(火)
夢をかなえるためにゼミナール〜島津製作所研修 京都市 株式会社島津製作所


 学校では学べない講義や体験を通して科学への興味関心を高めると共に、社会経験を積んだ若手社員から今後の学びの指針を得るために京都市にある島津製作所を訪問しました。事前ゼミでは自らの夢について考え実現するために必要な点を検討しました。3名の若手社員との座談会では学生時代の話題、就職活動そして現在の夢について生徒からの質問に丁寧に回答していただきました。参加生徒からは「今回の研修を通して私は多くの刺激を受けさまざまな事を学んだ。これからの生活に活かしていけるように頑張りたい。」「どの人も自分の実力や進路に向き合い折り合いをつけながら進んできたということが自分にとっては大切な要素だと思う。」といった今後に生きる感想が寄せられました。

   



2021年12月18日(土)
課題研究合同研修会 兼全国高等学校総合文化祭県予選

物理,化学,生物の計12名が参加.
化学部の研究「自作粘度計を用いたスライムの架橋構造の考察」が来年度の全国総文祭に選出されました.



化学部活動報告
令和3年度の化学部の研究や活動が各種コンテストで受賞しました。
校長室にて結果報告を行いました。


1.「自作粘度計を用いたスライムの架橋構造の考察」
3年 小平峻輔 1年 笠原莉央 北澤和樹

   長野県学生科学賞 優良賞
   日本化学会東海支部化学教育協議会主催 第30回東海地区高等学校化学研究発表交流会 優秀賞
   日本化学会東海支部化学教育協議会主催 第30回東海地区高等学校化学研究発表交流会 討論賞 小平峻輔

2.全国高校化学グランプリ 2021
   東海支部長賞 3年 小平峻輔 向井颯良
   奨励賞   3年 安川雄揮
3.第20回神奈川大学全国高校生理科・科学論文大賞 団体奨励賞


2021年12月13日(木)
中原幹夫先生 物理学(量子論)講演会
近畿大学理工学総合研究所研究員の中原幹夫先生をお招きして、量子論につい
ての講演をしていただきました。
大学で学ぶような数式を紹介しながらもかみ砕いて説明してくださったほか、
量子暗号配布の簡単なモデルでの実習を生徒と一緒に参加して行って下さる
など、先生のきさくなお人柄も伝わる講演会となりました。
参加生徒からは
「数式を交えて講演してくれたお陰で具体的に量子力学に迫
れた気がします.」との感想が聞かれ、大学や先端の研究に続く理論の一端を
垣間見ることができ、大きな刺激になったようです。


2021年11月26日(金)

科学英語(日本学術振興会 サイエンスダイアログ事業)
日本で研究活動をしている外国の研究者の方に英語で講義をしていただく企画です.
今回は講師の先生に来校いただき、対面で実施することができました.
Michael Page博士に
What are gravitation waves? / History of gravitational wave detection
というタイトルで,
重力波とはどのようなものかについてお話しいただきました.
また,光の波を使って髪の毛の太さを測る実験も行い,実際に触れて物理の面白さを
実感できる内容でした.
生徒からは,「興味深い内容で,重力波に関心が持てるようになった。もっと詳しく知りたいと思った」といった声が寄せられました.



2021年11月14日(日)

第11回信州サイエンステクノロジーコンテスト(科学の甲子園長野県予選)
清陵Aチーム(
1年生6名)と清陵Bチーム(2年生6名)が出場しました.
全15チームが参加し、清陵Bチームが筆記部門総合優勝(生物部門および数学部門優勝)
となりました.
実技競技が惜しい結果となり,総合優勝は逃してしまいましたが,筆記部門優勝は
メンバー全員の自信になったようです.














2021年11月11日(木)
京都大学iCeMSキャラバン講演会

2学年全生徒を対象に講演会が行われました.
講師は熊本大学の勝田陽介助教で,京都大学で客員助教もされています.
「なぜ勉強するのか」「なぜ大学にいくのか」という問いかけから始まり,
終始生徒との対話を重視して行われました.
「それなりに苦労はしてきたが,オモシロイことを追求してきた結果,
好きなことだけを好きなだけできる今の環境は最高」という勝田先生.
最近では大学での研究だけにとどまらず,希少疾患向けの治療薬開発をする会社を
起業したという話にも触れられ,その熱意に圧倒されました.
京都大学iCeMSキャラバンという企画は2部構成になっており,今回は第1部.
まだ明確な日付けは決まっていませんが,今後さらに別の研究者との交流も計画
されています.

京都大学iCeMSキャラバンのページ
https://icemscaravan.com/



























2021年11月13日(土)
パソコン甲子園2021もうひとつの本戦
物理部2年生4名が参加しました.
この部門は予選会に参加したが本戦には進めなかったチームが
本戦と同じ問題にリアルタイムで挑戦できるというものです.
PC教室で4時間,プログラミングを作成しました.
予選よりもレベルが格段に上がっており,かなり苦戦したようです.

2021年10月27日(水)
2学年 学校設定科目「課題研究」オンライン講義(第4回)

今回は,10月16日(土)に行われた課題研究中間発表会の振り返りを行いました.
中間発表会での振り返りを2月の最終発表会に向けてどのように活かしていくのか,
研究の深め方と計画の修正方法などについて立命館大学の蒲生先生に
講義していただきました.
また,グループごとのポスターを画面共有で見ながら当該研究グループと
蒲生先生との質疑応答も行われました.
まだ調査・実験が十分でないグループもありますが,最終発表会に向けて何をすべきかを
考える時間となりました.














2021年9月11日(土)
パソコン甲子園2021オンライン予選
会津大学が主催するプログラミングの全国大会です.
今年度は参加各校を会場としてオンラインのみで予選会が開催されました.
物理部2年生4名が参加し,PC教室で4時間,プログラミングを作成しました.
膨大な量のプログラミンを書かなければならず,全く時間が足りなかったようです.
全国の参加チームの競技状況は大会HPより随時見られるようになっており,
成績上位校の結果に圧倒されましたが,良い経験となりました.



























2021年8月23日(月)
セイコーエプソン分析技術体験講座事後講義

セイコーエプソン分析化学センターの小松さんを講師に本校物理室で行われました.
分析化学センターでの実習時に使用した走査型電子顕微鏡などの原理を説明しながら,
「見る(観る)とはどういうことか」「測定する目的は何なのか」というお話をしていただきました.
「さまざまな分析装置で測定を行えば何かしらの結果は出てくる.
しかし,目的が曖昧なまま測定だけをしても意味のあるデータは出てこない.」
分析技術が高度になっても,目的を疎かにしてはいけないことを強調されていました.
後半では4人組のグループに分かれ,グループ毎の疑問をホワイトボードに書き,
小松さんに質問しました.
些細な質問にも熱心に答えてくださる姿が印象的でした.

















2021年8月4日(水)〜6
日(金)
信州大学遺伝子解析講座
信州大学の松村英生教授に本校生物室を会場として実施していただきました.
一昨年度まで同繊維学部にて実施していただいてきた連携講座ですが,
今年度は内容も一新,松村先生に0から組み立てていただきました.
参加者は15名で,県内からは篠ノ井高校,松本県ヶ丘高校,東海大諏訪高校,
伊那北高校からも参加がありました.
テーマは「
16SリボソームDNA配列を用いた環境中の菌叢(きんそう)解析」.
初日はDNA解析の歴史や理論を講義していただきました.
2・3日目はグループ毎に持参した環境水からバクテリアのDNAを精製・培養,
DNAシークエンサーにかけ,バクテリアの種類や量をデータ化しました.





一般的にはDNAシークエンスは研究室に設置した大型装置で行うそうですが,
2〜3年前に持ち運びができる小型の装置が開発されたことで,サンプルを
研究室に持ち帰ることなく,現地での解析が可能になったとのこと.
松村先生も研究に使用しているという最先端の手法です.
今回は
Nanopore社のMinION(ミニオン)という装置を用いて遺伝子の解析を行いました.

1日がかりで精製・培養したDNAが教卓上の手のひらサイズの装置で解析され,
データ化されていく様子に皆感動していました.

また,データはオンラインで即時見ることができるため,本校所有のChromebook
を一人一台用いてアクセス.
解析されたDNA配列をデータベースサイトで照合してバクテリアの種名を特定したり,
バクテリアが何種いたのか,それらの系統樹上での位置関係はどうかなどを確認する
実習を行いました.

実験も理論も非常にボリュームのある実習となり,学びを深めることができました.


2021年8月3日(水) SSH生徒研究発表会 神戸国際展示場

兵庫県神戸市で開催された、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)生徒研究発表会に、本校から発表者として3年生1名の他、発表のサポートとして3年生1名が参加しました。
会場の神戸国際展示場は,全体会場のあるホールと発表ブースのある展示室の2カ所に分かれていて、ホールでは基調講演や選ばれたいくつかの学校の発表や表彰が行われ、1階と2階の展示室には各学校の発表ブースが間隔を空けて並んでいました。
本校からの発表は両角裕介君による「北部フォッサマグナ地域の守屋層形成について」です。研究過程をまとめたポスター展示と解説をしました。附属中学校の頃から学校周辺地域のフィールドワークを何度も行い、専門家の先生たちとも何度もディスカッションを重ねた研究です。研究の集大成を発表してきました。

2021年8月2日(月)および3
日(火)
セイコーエプソン分析技術体験講座
セイコーエプソン富士見事業所の分析化学センターにて実習講座を
実施していただきました.
15名の参加者は2日間に分かれての参加です.
走査型電子顕微鏡による微小構造の観察と,有機物判定実習を行いました.
走査型電子顕微鏡(SEM)による実習では,参加生徒の持参した試料を観察します.
持参した試料もさまざまで,チョコレート,昆虫(羽,足など),植物…
光学顕微鏡,電子顕微鏡,元素分析など異なる機器・手法によって試料を

さまざまな角度から観察しました.
肉眼では見えない構造が現れてくるたびに「おー!」と声が上がりました.
それぞれの観察データは画像として印刷していただき,お土産にいただきました.






有機物判定実習では机の前に並べられたさまざまなプラスチック製品および

その他の素材20数個を判別することを通して有機物の分析方法について学びました.
まず視覚や触覚で同じ材料同士のグループに分けていきますが,プラスチック製品は
透明で硬いものが多く判別がつきません.
そこでFTIR(Fourier Transform Infrared Spectroscopy:フーリエ変換赤外線分光法)
での判別に移ります.
装置でデータを取ると試料データがグラフとして出力されます.
グラフの概形やピークの位置をもとにグループ分けをしていくことで,視覚や触覚では
区別がつかなかったものが明確に異なる試料であることがわかり,分析技術の凄さを
実感しました.

また,終盤では本日実習では扱わなかったさまざまな分析機器を紹介していただきました.X線解析装置,核磁気共鳴装置(NMR),透過型電子顕微鏡(TEM),走査型
プローブ顕微鏡(SPM)を見学し,原理について説明してもらい,質疑応答を行いました.




インクや半導体といった微細なものづくりを行うセイコーエプソンならではの高度な
実習で学びを深められました.

2021年7月20日(火)

夢を実現するためにゼミナール(第2回)

今回は自分の夢を中心に据え,それを実現するために何をすべきかを,
マンダラチャートを作成し発表しあいました.



2021年7月14日(水)
2学年 学校設定科目「課題研究」オンライン講義(第3回)

今回は,グループでのテーマの深め方,研究計画の立て方などについて立命館大学の
蒲生先生に
講義していただきました.
後半では,グループごとの研究計画書を画面共有で見ながら,当該研究グループと
蒲生先生との質疑応答も行われました.
対話を通して,なぜそのテーマで研究しようと考えたか,どのような調査・実験を
行っていこうと考えているのかなど,研究計画書に書かなくてはならないこと,
これから研究を進めていく上で注意しなければならないことが明確になりました.














2021年7月13日(火)
夢を実現するためにゼミナール(第1回)

京都市にある株式会社島津製作所にお勤めの若手社員の方との
ディスカッションを通して,自らの夢の明確化と実現するための
具体的アプローチを探る研修.
第1回は「夢とは?」をテーマにGoogle Jamboardを使いながら
班別にディスカッションを行いました.




2021年5月26日(水)

2学年 学校設定科目「課題研究」オンライン講義(第2回)

今回は,調べ学習との違いや,興味を持ったテーマから研究に
つなげるために,などを講義していただきました.


2021年5月10日(月)
グリフィス大学オンライン授業
東京都立多摩科学技術高校が主催するオンラインの英語講演会に
3年生の女子2名が図書館から参加しました.
講師はFrancesco Olivieri先生.
テーマは「AIが変える車・医療・都市」.
AIの仕組みや,それによってこれからどのような変革が予測されているのか,
実例をもとにお話をいただきました.
とても刺激的な内容で,オンライン講演会の終了後,30分以上も図書館で
議論が続いたのが印象的でした.

2021年4月16日(水)

2学年 学校設定科目「課題研究」オンライン講義(第1回)
本校では,今年度より2年生で学校設定科目「課題研究」を

必履修化しました.今回は課題研究に取り組むにあたって,
テーマ決定や研究のプロセスなどの流れを,立命館大学の
蒲生諒太先生にオンラインで講義をしていただきました.
 

SSHニュース(令和2年度)

2021年2月6日(土)
SSH課題研究発表会及び附属中学校学習発表会


2月6日に令和2年度の課題研究発表会が行われました。
今年は例年とは異なる発表会でしたが,Google Meetと電子黒板を用いることや
SSHスタッフの活躍によって実施することができました。
また,数学分野のポスター発表も図書館前で行いました。
中学校の深い学び実践,高校生の問題発見、理数系クラブの発表など,
様々な分野の研究成果が見られ,充実した発表会となりました。
「とてもワクワクする内容だった」
「来年度の自分たちの研究が楽しみになってきた」などの声が寄せられました。




2021年1月22日(金),25日(月)
公立諏訪東京理科大学オンライン講座
「電子ピアノを作って弾こう~火を使わない電子工作~」

1/22(金)と25(月)の放課後に、諏訪東京理科大学の田邉研究室の協力で
「電子ピアノを作って弾こう~火を使わない電子工作~」を実施しました。
参加生徒は13名、Zoomを使ったオンライン講座でしたが、わかりやすい説明で
原理を理解した後、電子工作で手を動かして体感することができ、各日2時間が
あっという間でした。


2020年12月19日(土)
課題研究合同研修会 兼全国高等学校総合文化祭県予選


物理,化学,生物,天文気象部の計13名が参加しました。

自然科学部や理数科の生徒が課題研究を発表し研鑽する研修会です。
化学部と天文気象部の研究が来年度の全国総合文化祭に選出されました。
また,生物部の研究は北信越大会に選出されることとなりました。




2020年(令和2年)12月17日(木)
オンライン科学英語(日本学術振興会 サイエンスダイアログ事業)

日本で研究活動をしている外国の研究者の方に英語で講義をしていただく
という企画です.新型コロナウイルスの影響もあり,オンラインで実施しました.
東京農工大学大学院農学研究院で 研究されているエジプト出身の
Haney Samir M. AHMED博士に「Role of Animals in our Lives」というタイトルで,
人と動物との関わりの歴史や科学的な意味の他,エジプトについてお話しいただき
ました.また,Haney Samir M. AHMED先生が所属する研究室の渡辺元教授も同席
してくださり,専門的な部分の解説もしてくださいました.
生徒からは,「科学に関する興味が深まるだけでなく、英語についても関心が大きくなったので、
今後の学習の中でより一層努力をしていきたいと思いました。」
「オープンキャンパスが出来ない中でハイレベルの研究のお話が聞けて、
もっと勉強をして大学に入りたいとモチベーションが上がりました。」
といった声が寄せられました.




2020年(令和2年)10月22日(木)
信州大学理学部 大塚勉先生講演会
「野外で学ぶ地球科学」~生活の場をつくった地質の事情~


構造地質学の専門家である
信州大学教授の大塚勉先生をお招きして,
ご講演をいしていただきました.
地質を学び調べることについての具体的な紹介のほか,私たちが暮らす
諏訪や県内の盆地が活断層によってつくられていること,活断層を研究
することにより地震予測につながることなど,私たちの生活の場と関連
付けたお話をしていただきました.
生徒からは「この地域の地層の特徴からどのような生活の工夫が
できるのかなど気になりました。」「地震から逃れることができ
ないからこそ、少しでも被害を減らす方法を考えていかなければ
いけないと思いました。」など,地質学への興味が増すと同時に,
地震災害への意識が高まったことがうかがえる感想が寄せられま
した.



2020年(令和2年)10月17日(土)

附属中3「課題研究」高2「問題発見」中間発表会

一昨年度からこの時期に行われているポスターセッションによる
発表会です.
これまで体育館で実施していましたが,今回はコロナ感染拡大防止のため,
教室に分かれて行いました.
日常生活,部活動,授業などから生徒一人一人が興味をもったテーマを選び,
調べ,考察したものをポスターにまとめ口頭発表しました.
清陵生が互いの興味をもった内容を知り,理解を深めた1日となりました..




2020年(令和2年)9月28日(月)
SSHスタッフミーティング


SSHの企画を裏方として支える1, 2年生の有志グループ「SSHスタッフ」
のミーティングを行いました.
例年各学年20名くらいのグループになりますが,今年の1年生は50名近く
集まりました.コロナで活動の場が少なくなっていいますが,今後の活躍
が期待されます.



2020年(令和2年)8月19日(水)
1学年学校設定科目「問題発見」講演会


信州大学教育学部准教授の伊藤冬樹先生を招いて,SSHの特例措置として教科「情報」
に設置している学校設定科目「問題発見」の授業で1年生を対象に講演会を実施しました.
この「問題発見」の授業では1年生で探究学習の基礎を学び,2年生で実践をします.
今回の講演会では,探究活動におけるテーマの設定の仕方・データのまとめ方・
論文の書き方・研究発表の仕方などを,先生の専門分野や他の例を交えながら
具体的に教えていただきました.
 

SSHニュース(令和元年度)

2020年2月1日(土)
令和元年度諏訪清陵高校SSH課題研究発表会及び附属中学校学習発表会

を実施しました。附属中学校の深い学び実践、高2生による学校設定科目
「問題発見」、理数系課題研究、島津製作所SSH科学技術研修、海外研修
の発表会を行いました。ステージ発表とポスターセッションを行い、個性的な
研究テーマが集まり、バラエティに富んだ発表会となりました。


2019年12月6日(金)日本分子生物学会年会「高校生研究発表」

生物部が諏訪湖の研究を日本分子生物学会年会「高校生研究発表」で発表してきました。
参加した宮下君のコメントを掲載します。
-----
私たち生物部は、日々の研究の成果を発表する為に日本分子生物学会に参加し、諏訪湖の環境に関する研究成果を発表しました。また、他校の研究発表を傾聴することで、異なる研究の着目点を知るよい機会を得ました。私は特に線虫の性質を利用したがんの摘発の可能性に関する研究に感銘を受けました。
講演や研究者の発表、企業ブースは、最先端の研究を知るだけでなく、研究者を支援する提供者の存在を実感し、進学や就職について考えるよい機会になりました。
これらの経験から、私は社会貢献のために必要な研究や、地域の環境をより深く理解し、環境改善や保全に尽力することの重要性を再認識する機会や新しい刺激を得られたと思いました。




2019年12月2日(月)
数学講演会
東北大学理学研究科数学専攻より大野泰生先生を招いて,数論の話題や数学の研究に
ついてのお話をお聴きしました.
先生が好きな数字という6, 28, 153 などを例として挙げて,その数のもつ性質から
始まり,完全数,友愛数などの例,中高生でも問題の内容が理解できる未解決問題を
紹介していただきました.これらの数の不思議さに,参加していた附属中学生も興味
深く聴いていました.また,研究の手法のひとつをピタゴラス数などのわかりやすい
例を使って紹介していただきました.
「「153」の話がとっても面白かったです!」「とてもワクワクする内容でした。」
「日々の研究がどのようなものか、またその手法を紹介していただいて、数学の
難解な問題に立ち向かうという経験を少し得られた気がします。」
という感想が寄せられました.


2019年11月22日(金)
エプソン連携講座 パソコンの仕組み
エプソンダイレクト株式会社より講師の方をお招きして,ノートパソコンの構造に
ついてのレクチャーと,分解実習を行いました.分解作業は最初はおそるおそる
でしたが,徐々に熱中して行きました.パソコンの中身の部品構成やレイアウトを
直に観察でき,何気なく触っていたパソコンに対する見方が変わったようです.
「小さな部品や精密な部品で構成されていることがわかった。これからは今まで
以上に大切に扱いたい」「こんなにも部品があるのに、一瞬で情報処理ができて
しまうということに驚いた。」などの声が聞かれました.



2019年11月14日(木)
津滝俊先生講演会「南極観測からみた地球の気候変動」
南極観測の経験がある国立極地研究所の津滝俊先生に講演をしていただきました.
観測から得られる現在の地球の気候についての現状との他,隊員としての極地での
生活を紹介していただきました.
「南極の氷は結構白くてその中に何万年前の空気が入っていると思うとワクワクした」「人生で一度は南極に行ってみたいと思った」などの感想が聞かれました.

2019年10月23日(火)
夢をかなえるためにゼミナール〜島津製作所研修 
最終発表会
壁新聞形式にまとめた一連の研修で学んだことを発表しあいました.
この研修を通して,「将来を考えるいい機会になった」「この研修を通して、
これまで自分の中にあった固定概念を壊すことができ、自分の夢の幅が広がった
気がする」「社員の方と座談会が出来たことがとても良かった。将来のことに
ついて深く考えるきっかけになった」などの声が寄せられ,夢と向き合う貴重な
機会になった様子が伺えました.


2019年10月17日(木)
1学年・諏訪圏工業メッセ見学
本校高校1年生が諏訪圏工業メッセに見学に行ってきました.諏訪圏の企業が
どのような企業活動をしているのか,どのような製品を製造しているのかが
よくわかり,自分たちが住んでいる地域の企業に対するイメージが変わった
ようです.


2019年10月10日(木)
1学年・諏訪圏工業メッセ事前学習講演会~諏訪地域産業の歴史的背景~
来週開催される諏訪圏工業メッセ(10月17日(木)~10月19(土)於:諏訪湖イベントホール)への参加に先立って,1学年生徒を対象に,NPO諏訪圏ものづくり推進機構 常務理事の小坂和夫先生を招いて「諏訪地域産業の歴史的背景」をテーマにご講演いただきました.
蚕糸産業から精密工業を経た諏訪圏の産業に歴史的背景と,諏訪圏企業のもつ強みと課題のほか,リーダーとしての考え方,ロングスパンで考え成功するまで努力し続けることの重要性などもお話しいただき,諏訪圏企業の知識のみならず日日の学習や生活に生きる言葉を送っていただきました.


2019年10月8日(火)
夢をかなえるためにゼミナール〜島津製作所研修
9月25日,26日に京都の島津製作所を訪問した報告を新聞のかたちにまとめます.
今日は図書館で班ごとに内容と分担などの打ち合わせをしました.


2019年9月30日(月)
令和元年度 高2生「問題発見」中3生「課題研究」中間発表会および
第49回清陵サイエンスフォーラム21を行いました.
高2生「問題発見」中3生「課題研究」中間発表会は昨年度に続き2度目の開催でした.
グループで行った研究のポスター発表は多く見られますが,当該学年の生徒全員がポスターセッションを経験する形式は清陵ならではと思います.
緊張しながら発表を始めながらも,見学者に共感を得られたり,ディスカッションに発展したりと収穫があったようです.

第49回清陵サイエンスフォーラム21
信州大学副学長・理学部特任教授である武田三男先生に「光を操る(構造色)」というテーマの講演をしていただきました.
光学の歴史や分光法,自然界に見られる構造色などの専門分野の紹介や現在の研究についてのお話を伺いました.


2019年9月25(水),26日(木)
夢をかなえるためにゼミナール〜島津製作所研修

島津製作所で働く若手社員の方々から、学生時代に何を考え、何を学んで来たのかお聞きし、ディスカッションさせていただくことで、今後の自らの学びの指針を得る目的の企画です。
京都、島津製作所本社を訪問しました。25日は同社の製品を見学し、26日は分光光度計の実習などの「しまづ分析体験スクール」での学習と、3名の若手社員の方とのディスカッションを行いました。

2019年9月20日(金)
科学英語講座(サイエンスダイアログ)
早稲田大学で精神物理学を研究しているアルゼンチン出身のエルナン・アンジョ先生をお迎えし,先生の研究している分野についてを英語で講義していただきました.
錯視などの生徒が体感できるわかりやすい例を挙げながら説明をしてくださったことで,英語での理解を補ってくれ,研究分野に生徒も興味を惹かれていきました.


2019年9月6日(金)
夢をかなえるためにゼミナール~島津製作所研修~
窪寺俊也先生(山梨大学客員教授,元株式会社島津製作所 常務取締役)
を講師にお迎えし,「夢を実現するためのステップ」をタイトルに講演をしていただきました.
島津製作所で実現されてきた仕事の数々とそのときに心がけてきたことなどから,進路選択におけるアドバイスなど,第一線を駆け抜けてきた人が放つエネルギーと説得力でお話ししていただきました.


2019年8月7日(水)、8日(木)SSH生徒研究発表会 神戸国際展示場

兵庫県神戸市で開催された、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)生徒研究発表会に、本校から発表者として3年生1名の他、発表のサポートとして3年生1名1年生2名が参加しました。
会場の神戸国際展示場は,全体会場のあるホールと発表ブースのある展示室の2カ所に分かれていて、ホールでは基調講演や選ばれたいくつかの学校の発表や表彰が行われ、1階と2階の展示室には全200超の学校の発表ブースがぎっしりと並んでいました。海外の高校からの参加もあり、中国,台湾,韓国,タイなどのアジアの国々の他、遠くはドイツからも参加しており国際色豊かな雰囲気でした。
本校からの発表は釜田陽光君による「身近な植物からのポリイソプレン抽出」です。研究過程をまとめたポスター展示と解説をしました。かなり専門的な内容にもかかわらず、生物や科学に興味のある高校生が発表を聞きに訪れていました。
各校の発表テーマは日常の何気ない素朴な疑問から学術的な内容のものまで多岐にわたっており、視察で参加した2年生も刺激を受け大いに参考になったようです。