2020年2月1日(土)
令和元年度諏訪清陵高校SSH課題研究発表会及び附属中学校学習発表会
を実施しました。附属中学校の深い学び実践、高2生による学校設定科目
「問題発見」、理数系課題研究、島津製作所SSH科学技術研修、海外研修
の発表会を行いました。ステージ発表とポスターセッションを行い、個性的な
研究テーマが集まり、バラエティに富んだ発表会となりました。


2019年12月6日(金)日本分子生物学会年会「高校生研究発表」
生物部が諏訪湖の研究を日本分子生物学会年会「高校生研究発表」で発表してきました。
参加した宮下君のコメントを掲載します。
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私たち生物部は、日々の研究の成果を発表する為に日本分子生物学会に参加し、諏訪湖の環境に関する研究成果を発表しました。また、他校の研究発表を傾聴することで、異なる研究の着目点を知るよい機会を得ました。私は特に線虫の性質を利用したがんの摘発の可能性に関する研究に感銘を受けました。
講演や研究者の発表、企業ブースは、最先端の研究を知るだけでなく、研究者を支援する提供者の存在を実感し、進学や就職について考えるよい機会になりました。
2019年12月2日(月)数学講演会
東北大学理学研究科数学専攻より大野泰生先生を招いて,数論の話題や数学の研究に
ついてのお話をお聴きしました.
先生が好きな数字という6, 28, 153 などを例として挙げて,その数のもつ性質から
始まり,完全数,友愛数などの例,中高生でも問題の内容が理解できる未解決問題を
紹介していただきました.これらの数の不思議さに,参加していた附属中学生も興味
深く聴いていました.また,研究の手法のひとつをピタゴラス数などのわかりやすい
例を使って紹介していただきました.
「「153」の話がとっても面白かったです!」「とてもワクワクする内容でした。」
「日々の研究がどのようなものか、またその手法を紹介していただいて、数学の
難解な問題に立ち向かうという経験を少し得られた気がします。」
という感想が寄せられました.

2019年11月22日(金)
エプソン連携講座 パソコンの仕組み
エプソンダイレクト株式会社より講師の方をお招きして,ノートパソコンの構造に
ついてのレクチャーと,分解実習を行いました.分解作業は最初はおそるおそる
でしたが,徐々に熱中して行きました.パソコンの中身の部品構成やレイアウトを
直に観察でき,何気なく触っていたパソコンに対する見方が変わったようです.
「小さな部品や精密な部品で構成されていることがわかった。これからは今まで
以上に大切に扱いたい」「こんなにも部品があるのに、一瞬で情報処理ができて
しまうということに驚いた。」などの声が聞かれました.


2019年11月14日(木)
津滝俊先生講演会「南極観測からみた地球の気候変動」
南極観測の経験がある国立極地研究所の津滝俊先生に講演をしていただきました.
観測から得られる現在の地球の気候についての現状との他,隊員としての極地での
生活を紹介していただきました.
「南極の氷は結構白くてその中に何万年前の空気が入っていると思うとワクワクした」「人生で一度は南極に行ってみたいと思った」などの感想が聞かれました.

2019年10月23日(火)
夢をかなえるためにゼミナール〜島津製作所研修
最終発表会
壁新聞形式にまとめた一連の研修で学んだことを発表しあいました.
この研修を通して,「将来を考えるいい機会になった」「この研修を通して、
これまで自分の中にあった固定概念を壊すことができ、自分の夢の幅が広がった
気がする」「社員の方と座談会が出来たことがとても良かった。将来のことに
ついて深く考えるきっかけになった」などの声が寄せられ,夢と向き合う貴重な
機会になった様子が伺えました.

2019年10月17日(木)
1学年・諏訪圏工業メッセ見学
本校高校1年生が諏訪圏工業メッセに見学に行ってきました.諏訪圏の企業が
どのような企業活動をしているのか,どのような製品を製造しているのかが
よくわかり,自分たちが住んでいる地域の企業に対するイメージが変わった
ようです.

2019年10月10日(木)
1学年・諏訪圏工業メッセ事前学習講演会~諏訪地域産業の歴史的背景~
来週開催される諏訪圏工業メッセ(10月17日(木)~10月19(土)於:諏訪湖イベントホール)への参加に先立って,1学年生徒を対象に,NPO諏訪圏ものづくり推進機構 常務理事の小坂和夫先生を招いて「諏訪地域産業の歴史的背景」をテーマにご講演いただきました.
蚕糸産業から精密工業を経た諏訪圏の産業に歴史的背景と,諏訪圏企業のもつ強みと課題のほか,リーダーとしての考え方,ロングスパンで考え成功するまで努力し続けることの重要性などもお話しいただき,諏訪圏企業の知識のみならず日日の学習や生活に生きる言葉を送っていただきました.

2019年10月8日(火)
夢をかなえるためにゼミナール〜島津製作所研修
9月25日,26日に京都の島津製作所を訪問した報告を新聞のかたちにまとめます.
今日は図書館で班ごとに内容と分担などの打ち合わせをしました.

2019年9月30日(月)
令和元年度 高2生「問題発見」中3生「課題研究」中間発表会および
第49回清陵サイエンスフォーラム21を行いました.
高2生「問題発見」中3生「課題研究」中間発表会は昨年度に続き2度目の開催でした.
グループで行った研究のポスター発表は多く見られますが,当該学年の生徒全員がポスターセッションを経験する形式は清陵ならではと思います.
緊張しながら発表を始めながらも,見学者に共感を得られたり,ディスカッションに発展したりと収穫があったようです.


第49回清陵サイエンスフォーラム21
信州大学副学長・理学部特任教授である武田三男先生に「光を操る(構造色)」というテーマの講演をしていただきました.
光学の歴史や分光法,自然界に見られる構造色などの専門分野の紹介や現在の研究についてのお話を伺いました.

2019年9月25(水),26日(木)
夢をかなえるためにゼミナール〜島津製作所研修
島津製作所で働く若手社員の方々から、学生時代に何を考え、何を学んで来たのかお聞きし、ディスカッションさせていただくことで、今後の自らの学びの指針を得る目的の企画です。
京都、島津製作所本社を訪問しました。25日は同社の製品を見学し、26日は分光光度計の実習などの「しまづ分析体験スクール」での学習と、3名の若手社員の方とのディスカッションを行いました。

2019年9月20日(金)
科学英語講座(サイエンスダイアログ)
早稲田大学で精神物理学を研究しているアルゼンチン出身のエルナン・アンジョ先生をお迎えし,先生の研究している分野についてを英語で講義していただきました.
錯視などの生徒が体感できるわかりやすい例を挙げながら説明をしてくださったことで,英語での理解を補ってくれ,研究分野に生徒も興味を惹かれていきました.

2019年9月6日(金)
夢をかなえるためにゼミナール~島津製作所研修~
窪寺俊也先生(山梨大学客員教授,元株式会社島津製作所 常務取締役)
を講師にお迎えし,「夢を実現するためのステップ」をタイトルに講演をしていただきました.
島津製作所で実現されてきた仕事の数々とそのときに心がけてきたことなどから,進路選択におけるアドバイスなど,第一線を駆け抜けてきた人が放つエネルギーと説得力でお話ししていただきました.

2019年8月7日(水)、8日(木)SSH生徒研究発表会 神戸国際展示場
兵庫県神戸市で開催された、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)生徒研究発表会に、本校から発表者として3年生1名の他、発表のサポートとして3年生1名1年生2名が参加しました。
会場の神戸国際展示場は,全体会場のあるホールと発表ブースのある展示室の2カ所に分かれていて、ホールでは基調講演や選ばれたいくつかの学校の発表や表彰が行われ、1階と2階の展示室には全200超の学校の発表ブースがぎっしりと並んでいました。海外の高校からの参加もあり、中国,台湾,韓国,タイなどのアジアの国々の他、遠くはドイツからも参加しており国際色豊かな雰囲気でした。
本校からの発表は釜田陽光君による「身近な植物からのポリイソプレン抽出」です。研究過程をまとめたポスター展示と解説をしました。かなり専門的な内容にもかかわらず、生物や科学に興味のある高校生が発表を聞きに訪れていました。
各校の発表テーマは日常の何気ない素朴な疑問から学術的な内容のものまで多岐にわたっており、視察で参加した2年生も刺激を受け大いに参考になったようです。