平成21年6月、長野県教育委員会は「第1期長野県高等学校再編計画」を発表し、併設型中高一貫校について『本県におけるモデルケースとして位置づけ、東北信、中南信に1校ずつ設置する』と決定しました。
この発表を受け、本校では昨年9月から「中高一貫教育研究委員会」を設置して研究、検討を進めてきています。
この間、全国の公立併設型中高一貫校を調査し、さらに平成22年の2月から3月にかけて、本校の参考になると考えられる7校の視察をおこない、半年間の研究を含めて職員会議で報告しました。
また、諏訪地域の教育関係者及びPTA代表で組織する「中等教育懇談会」は、2月5日に「諏訪地域の高校再編の方向性について」を発表し、公立中高一貫校について『諏訪地区への設置を期待する』と結論しました。
こうした本校の研究や地域の動向をもとに、平成22年4月以降、諏訪清陵高校における中高一貫教育の展望と課題について、以下のような項目に沿って引き続き検討をすすめています。
- 中学校における学習の内容と方法
- 高等学校における学習の内容と方法
- 中学校から高等学校への接続と両者の連携のありかた
- 地域の小学校、中学校、高等学校との連携