雪も降り、冬もいよいよ深まってきました。
今回のweb記事は、三年生の広報委員の皆さんが書いてくれた、清陵の学校生活についてです。
通学について
朝は、それぞれの方法で学校まで行きます。清陵には、さまざまな地域から人が集まってきています。
朝の時間について
Eタイムでは、英語で書かれた本を読みます。文章だけでなく、絵や写真もついている本なので、そちらを見ながら書かれている内容を推測し、読んでいくこともできます。ActiveEタイムというEタイムの進化系があり、縦割りで他学年と英語で話したり、クリスマス前には外国のクリスマスの文化などをALTの先生に紹介してもらいます。音楽会が近くなると、合唱の練習をすることもあります。
授業について
自分が思ったことを素直に他の人に伝えることで、物事の多面的な見方ができるようになります。
また隣接している高校の設備を使用することも可能なので、他の中学校よりも深いところまで学習することができます。
【国語】一つの問、一つの言葉の解釈に一時間費やすことも少なくありません。一回ひっかかってしまうと本当に終わりません。また、雑談が好きな先生も・・・
【数学】プリントを各自で進めたり、話し合って進めたりします。こちらも一つの問いに4時間かけたことがあります。考え始めると終わらないのです。
【理科】清陵高校がSSHなので、中学の方も理科の実験道具が充実していて、高校に機械を借りに行くこともあります。また、腕相撲大会(力)をするなどして、楽しみながら実験を行い、知識と技能をつけます。特編授業のときに、きのこの山とたけのこの里のどちらが美味しいのか科学的に証明したこともあります。
【社会】生徒中心に自分たちで授業を進めるため、追究する時間が多いです。こちらもお話好きな先生により雑談がメインの時も。
【英語】スライドなどを活用した上で、英語で発表をする授業が多く行われています。
昼食について
昼食は、基本的には各自持参するお弁当ですが、岡谷市に本社を置くシントミフーズさんのご協力を得て、お弁当を購入することも可能です。一ヶ月に一回ほどカレーの日というものがあり、その場で盛ってもらうので、この日には1階がとても賑わいます。おかわりも好きなだけ可能なので、カレーをかきこんで、誰がどれだけ食べることができるのか競い合うようにして食べています。
清掃について
清掃の時間は10分間と、他の中学校と比べて短いです。清陵中学校では、このような短い時間でも、隅々まできれいに掃除することを目指しています。ある清掃分担場所では、清掃の目標が書かれた紙を貼り付けるなどしています。
絆タイム
火曜日の6時間目が終了した後、学友会集会をしない日は、絆タイムという時間になります。学年、クラスがそれぞれ違う5,6名のグループを作り、清陵ファミリーの輪を広げるための活動をします。また、他学年との交流を深めることで互いに打ち解け合い、学友会などの縦割り活動の場面での意見の活発化を目指しています。
放課後の過ごし方
本校では多くの生徒が部活動に参加しており、放課後は基本的に部活動の時間になります。総合テスト前の一週間は “自反週間” と呼ばれ、生徒が先生にわからない部分を教えてもらったり、テスト対策をしたりすることができます。
他にも自習、委員会の活動、総合的な学習の時間の研究などをする生徒もいます。
部活動について
中学の部活でも高校生と一緒に活動することがあります。また、高校の部活に入っている中学の生徒もいます。バスケ部・バレー部は校舎より上にある元町体育館、陸上部はその少し下にある、第2グラウンドで練習しています。そこまでの道は急な坂で、カバンを持って登るのはとてもきついです。運動部では外周(敷地の周りを走る)をすることもあります。距離は1キロ弱と短いですが、坂ばかりでこちらもとってもきついです。
いかがでしょうか。大変なこともありますが、他の学校ではできない学習や、楽しいこともたくさんあります。
今の三年生がこの校舎にいることができるのも、あと残り3ヶ月となりました。中学校生活を悔いのないように楽しみ尽くしたいです。