第2回参観日が行われました。保護者の皆様に参観していただきました。ありがとうございました。
今回は、これまで総合的な学習の時間に追究してきた活動の発表を行いました。目的は「後期に追究してきた内容、3年生は1年間を通して追究した内容を限られた時間の中で、分かりやすく説明することや、研究の内容を深く考えることで、クリティカルシンキングとよばれるような批判的な思考を養うこと」「追究や研究の様子を聞きあうことで、互いの今後の学びのきっかけや進め方の参考にしたり、見方や考え方を深めたりして、自分自身の研究の方向性を見つめ直したり、考えたりすること」です。
発表者側は、表現力や説明力を高めると共に、後期に追究してきた課題をみつめなおし、今後の見通しがもてるような機会とし、聞き手側は、聞く力を磨き、質問する力をつけて、発表者の力を高められるような役割を果たすことを目指しました。また、発表者はどのように研究を進めてきたのか、その進め方でよいのか、自分であればどう考え取り組むのか、発表者の追究のプロセスはどうか、そのような視点で質問をして、互いの力を伸ばしていけるような発表会にすることを意識しました。
発表では、これまで追究してきた自分の活動について、要点をまとめながら説明し、結論やこれからの課題などを報告していました。どの学年も、課題設定に至るまでの経緯、研究の手立て、実際の研究・追究の様子、成果、これからの課題などを工夫しながらまとめられていました。発表者は、時間が限られた中で、これまでの成果を発表することの難しさを感じながらも、聞いている人がわかりやすいように丁寧に発表していました。発表に向けても念入りに準備を行ってきた姿が表れたのだと思います。
聞き手も、内容についての質問や、アドバイスなどをしながら研究がさらに良いものになるようにする姿がありました。どの発表でも発表者に敬意を払い、頷いたりメモを取ったりしながら聞いていた姿が印象的でした。
発表後に係の生徒は『一人一人が興味あるテーマについて追究されており、聞いている側としても楽しかった。「答えがない課題」に対して追究してくことは難しさがあったと思うが、全ての発表でそれが成し遂げられていたと思う。ブースでは、質が高く面白い発表がたくさんされていた。聞き手からもらったコメントを参考にさらに良い研究にしていきたい』と感想を述べていました。
これからも追究することにこだわりをもって取り組めるようにしていきたいですね。

「 学びのふるさと プロジェクト
~すわっていいよを 伝えよう ~」

「 学びのふるさと プロジェクト
~すわっていいよを 伝えよう ~」

「“ I は 続くよ どこまでも
「 Seiryo tanQ 」 」

「“ I は 続くよ どこまでも
「 Seiryo tanQ 」 」

「 知を極める 「 Seiryo tanQ 」 」

「 知を極める 「 Seiryo tanQ 」 」