3/23 後期終業式・離任式

後期終業式、離任式が行われました。

終業式では、後期の賞状伝達、代表生徒による意見発表が行われました。1年生の代表生徒は「頑張ったことや、仲間とのかかわりが大きかった合唱について」2年生の代表生徒は「先頭に立って行動することについて」3年生の代表生徒は「自分のこれからの進路、将来の夢について」語られました。進級、進学に向けて頑張ってきたことや、これから大切にしていきたいことが述べられていました。

校長先生からは「アフターコロナで新たな清陵をつくっていくこと」「何よりも自分自身を大切にしてほしい」というお話をしていただきました。来年度の新たな舞台で、清陵の新たな伝統を築き、自分自身を高めていってほしいという願いでした。

離任式では、附属中、高校でお世話になった先生方とのお別れがありました。先生方とのお別れは寂しいですが、たくさんの想い出や教えていただいたことを大切にしていきたいですね。

1学年代表
2学年代表
3学年代表
校長先生のお話
お世話になった先生方とのお別れ

3/22 卒業証書授与式

令和4年度卒業証書授与式が行われ、第7期生が全員卒業しました。

第7期生の中学校生活は、コロナ禍による全国一斉休校から始まりました。制限等により、思うような中学校生活を送ることができず、悔しい思いを多くしてきました。ただ、そのたび困難を乗り越え、一人一人が工夫を凝らして新たな取り組みを行ってきた学年でもあります。

卒業証書を受け取り、卒業生合唱を歌う姿は、とても頼もしい姿でした。

これからは高校生として、これまで附属中で学んできたことを生かして頑張ってほしいです。卒業おめでとうございます。

3/16-17 2学年学習合宿

2年生は国⽴信州⾼遠⻘少年⾃然の家で学習合宿を行いました。「2⽇間ICT機器を利⽤しない学習を通して、友の⾒⽅や考え⽅を学び、⾃分の考えを深め、広げていく態度を涵養すること」「学び合いをすることを通して、基本的な知識・技能の定着を図ること」「基本的な知識や技能を活⽤し、協働して発展的・応⽤的・実践的な問題や課題に取り組むことを通して、思考⼒・判断⼒・表現⼒を磨くこと」がねらいです。

学校を離れ、互いに刺激し合いながら学びを深める姿を様々な場面から見ることができました。

「清陵の良さを伝えるポスターをつくろう」という普段ではできない、それぞれのもっている力を結集した問いの探究活動を行ったり、「寺子屋タイム」では、友達が事前に作ってきた問題に取り組むなどの学習が行われたりしました。また、「リフレッシュタイム」では、身体を動かしながら仲間との絆を深めました。

また、集団での生活という点では、宿舎での清掃や片付けなど、係としての責任ある行動も見られました。綺麗に片付けが行われていたということで、施設を気持ちよく使ったことに対して、職員の方々から感謝状もいただきました。

学習にじっくりと取り組み、普段できない探究活動に取り組み、集団としての力を高められるような学習合宿になりました。

3/16 がん教育

3年生が諏訪赤十字病院の皆さんから「がん」について教えていただきました。

「がん」についての講義では、「若者のがん」「子宮頸がん」「がんのステージごとの状況」「病理標本による説明」「がん予防について」「検診を受けることの重要性」「膵がんについて」など、多くのことがらをわかりやすく説明していただきました。

また、がんの薬物治療と薬剤師の方がどのような役割があるのか教えていただきました。がんの進行の仕組みを知ることは、抗がん薬の効き方を知る上で重要になります。抗がん薬の仕組みを知っていくことで、薬剤師さんが的確な処置をしているということを学びました。

最後に、「身近な人ががんになったらどうするか?」ということを考え、がんの治療による心身の負担を少しでも減らせるような手立てを実際に体験しました。

がんの治療により、身体には様々な影響が出ますが、その中の一つに「爪の変化」があることを教えていただきました。そんなときに医療用のマニキュアを塗ることで、爪の変化が目立ちにくくなり、患者さんの気持ちが楽になるということを知りました。マニキュアを塗った生徒は『塗るのも簡単だし、気分転換になると思う』と話していました。

「身近な人が検査で再診が出たらどうする?」という問いかけに対しては、『たくさん会話をするようになると思う』『検査をして何もなければ安心できるから検査を受けたらどうかな、と言う』と自分の身内がその立場だったらどうするのかということを考え、寄り添ったり、心配したりしているという気持ちを伝えようとしていました。

がんを身近に感じ、予防したり、検診をして早期発見したりすることの重要性を感じられるような学習の機会になりました。

3/14-16 バスケットボールクラスマッチ

各学年でバスケットボールクラスマッチが行われました。「学級・学年としての最後の行事を誰もが楽しみ、参加することができるとともに、ゲーム、観戦を通して学級・学年の団結を図ること」「体育委員を中心に、学年生徒が協力しクラスマッチを運営することにより、企画力・協調性・自主性を育てること」「 体育の学習で身につけた技能や学んだ成果を発揮する機会とすること」を目指しました。

1、2年生は進級しクラス替えがありますが、どちらの学年もクラスだけでなく学年全体で盛り上がる雰囲気がありました。応援の声がけや、良いプレーに対して称える場面があり、学年の絆が深まったように思います。

3年生は中学校での最後の行事でした。3年間一緒に生活してきた学年の仲間との活動を楽しみながら笑顔があふれるクラスマッチになりました。

1年生
1年生
2年生
2年生
3年生
3年生

3/15 3年生を送る会

3年生を送る会が行われました。1、2年生はお世話になった3年生に、3年生は後輩や先生方、学校へ感謝の気持ちを伝えました。

これまで、それぞれの学年で準備がされ、1、2年生は3年生が楽しめるようなブースや動画を作成しました。3年生はこれまでの思い出をこめた動画を作成しました。どれも手が込んだものになっており、念入りに準備をしてきたことがうかがえました。

ブースを運営する1、2年生も、ブースの催し物を楽しむ3年生も、全員が笑顔になり、全校の思い出に残る楽しい会になりました。

2年生からの感謝の動画
メッセージパズル
附属中に関する「ワードウルフ」
ストラックアウト
先生に関するクイズ
絵しりとり
清陵に関するクイズ
3年生からの感謝の言葉
組紐のプレゼント
黒板装飾で、3年生へのメッセージ

3/12 海外語学研修(最終回)

研修最終日は、5日間お世話になったホストファミリーとの別れを惜しみながら、これから連絡を取り合うことや、またすぐに会えることを約束してオークランドへと移動しました。

あるホストマザーは、「本当にいい子たちでした。まだまだ一緒にいたいので、引き渡さずに家に連れて帰ってもいいですか?この出会いをこの先もずっと大切にしたいです。」と話してくださいました。

オークランドへの道中、今回の研修で学んだことや驚いたこと、楽しかったことなどについて一人1分ずつ話しました。『伝わらなかった英語の発音について』『ホストファミリーが飼っている羊やニワトリのこと』『バディに変な日本語の意味を聞かれて教えたこと』『もともと甘いものが好きだったものの、こちらの食べ物が想像以上に甘くて苦手になったこと』『学校で子どもたちがすごい勢いで軽食を食べて一目散に遊びに行くこと』など様々なことを話していました。

オークランドはニュージーランド最大の都市です。まずは、高さ328mのスカイタワーからオークランドの街並みや景色を堪能しました。そこから「ハーバーブリッジ」というオークランド中心部とオークランド北部のノースショアを結ぶ大切な橋が見えました。移住者の増加に伴い、交通量も増えたことから橋の車線を増やす際、日本の会社の優れた技術が採用されて、その工事を請け負ったということです。拡張する部分を日本で作ってから船でこちらに運ぶ際に、広島の牡蠣がくっついて来て、現在も橋にくっついて橋を守ってくれているとガイドの方が教えてくださいました。

次に海の近くまで移動し、おみやげを買ったり、自由に街を散策したりしました。それぞれ家族や親戚、友達や自分へニュージーランドならではのものを購入していました。その後は空港近くのホテルに移動し、帰国に向けて準備をしました。

充実した語学研修になりました。

3/10.11 海外語学研修⑤

あっという間にハミルトンでの5日間の滞在も最終日となりました。まずはマオリアートの体験をしました。

マオリのパターン内のスペースに、ニュージーランドを象徴する絵柄を描きました。絵柄の意味を同じグループの子たちに教えてもらっていました。絵が得意な生徒は、現地校の子どもたちに「描いて」とお願いされていました。

2時間目には、ウノやチェス、トランプや人生ゲームのようなものといった様々なボードゲームや、ジェスチャーゲームなど、馴染みのある遊びをやりました。みんな負けじと本気でやっていました。

午後はお別れ会を開いてくださり、バディたちを含めたたくさんの子どもたちに見届けられる中、校長先生から一人ひとりに修了証が渡されました。その後、代表生徒により感謝のスピーチと『リフレイン』の紹介を行い、合唱しました。現地校の子どもたちや先生方だけでなく、たまたま見ていらっしゃった日本の他校の先生方も大絶賛されていました。

最後に、お別れ会に参加してくれた200人弱の子どもたち全員によるハカが行われ、その迫力に圧巻されました。会の後には一人一人のバディがやってきて、それぞれお礼の言葉を伝えたり、ハグをしたりして別れを惜しんでいました。迎えに来てくださったホストファミリーにも『リフレイン』を聞いていただきました。

帰り際に、一人のホストマザーから「とても感動しました。どうしたらあんな風に歌えるようになるのでしょう。来てくれた生徒もとてもいい子で、この子に受け入れられてとても幸せです。」と泣きながら話してくださいました。

たったの5日間でしたが、こちらでの学校生活やホームステイ、文化体験は中学生の彼らにとって大変貴重でかけがえのない財産になるだろうと、強く感じました。

3/9 海外語学研修④

現地校での授業で、1時間目はアイランドダンスやハカを教わりました。アイランドダンスは、男子も女子も腰に布を巻き、ゆったりした音楽に合わせて腕や足を動かしながら踊ります。

ハカは、最初は照れもありましたが、徐々に動きやかけ声を覚えて最後には清陵生だけで現地校の生徒に披露しました。ハカのあっかんべの表情もばっちりでした。

2時間目、3時間目は一昨日と同じようにバディと一緒に授業を受けたり、英語のレッスンを受けたりしました。前回よりも子どもたちの中に馴染んでいて、とてもよい表情で関わる姿がありました。

今日の日記には、昨日ロトルアで様々な貴重な経験をできたことや、少しずつホストファミリーやニュージーランドの人々の英語が聞き取れるようになってきたこと、勇気を出して自分から関わりを持てるようになってきたこと、始めは日本が恋しかったものの今はもっとニュージーランドにいたいという気持ちに変わってきたことなどが書かれていました。

こちらでの滞在も残りわずかとなりました。現地校に行くのは明日が最後で、お別れ会を開いてくれるとのことです。会では、感謝の気持ちを込めて『リフレイン』を歌います。

3/8 海外語学研修③

ロトルアというハミルトンから車で1時間半程離れたところにある、マオリ族文化が色濃く残る街に遠足に行きました。

はじめにアグロドームというところで羊のショー(様々な種類の羊が次々にステージに移動したり、羊の毛刈りを披露したり、牧羊犬がパフォーマンスをしたりするもの)を見ました。ゴンドラで山頂にある様々なアトラクションのできる施設へ行き、下に広がるロトルア湖や街の景色を見たり、リュージュを体験したりしました。

その後、テ・プイアというところでマオリ文化を学びました。マオリの人々によるコンサートや彼らの彫刻や織物、間欠泉、沸き立つ泥沼、そしてキウイバード(国鳥)を見ました。

生徒たちは毎日日記を書いて提出することになっています。ホストファミリーとのエピソードや文化についての気づきや驚き、英語力についてなどが書かれています。

英語については、わかったり伝わったりしたときの喜び、理解できなかったときの悔しさ、わかるように努力していきたいという思いなどが綴られています。毎日1つでも2つでもできることやわかることを増やしていければと願っています。