今日5/31(水)から、前期人権旬間が始まりました。今回は、「つながり、つながる私たち」をテーマに人権教育を進めています。
朝の時間にまず、副校長講話があり、いじめにかかわる現状や、いじめに立ち向かうためには一人ひとりの心の成長が大事である、というお話を聴きました。また、華道部の皆さんが副校長室や校内にある生け花の水をこまめに変えてくれていて、そのことがとても幸せに感じられるというお話もありました。


その話を受けて、1時間目の全校道徳の時間では、1~3学年一緒になった縦割りグループを組んで、「軽いやさしさ」という題材を扱った授業を行いました。物語を読んで「軽いやさしさ」とはどんなものかを考えたり、心が温まった周りの人からの行為や人とのつながりを感じた経験を思い返したりしました。「バスの運転手さんや近所の方が毎朝あいさつをしてくれる」「勉強で困ったときに何気なく友達に教えてもらった」「部活動で辛いときに応援してくれた」など、それぞれの経験をグループ内で発表しあいました。そして、授業の最後には、この時間を通して「相手のことを思いやったさりげないやさしさの価値に気づいた」「今までの周りの人からの行為にも感謝の意識を持ちたいし、自分もそういう行為を自然とできるようになりたい」など、他学年の人たちの意見に触れた後の自分の考えの変化や深まりをまとめました。


これからも、「やさしさ」や「つながり」を大事にしながら、清陵ファミリーとして一人ひとりにとって過ごしやすい学校を創り上げていきたいと思います。